2005.06/21(火) | 編集
ロンドン―今週月曜、チンパンジーのコンゴ君が描いた3枚の絵がオークションに出品され、なんと26,352ドル(約270万円)で落札された。

テンペラ画法で描かれた3枚の抽象画は、ロンドンにある世界最古のオークションハウスBonhams(ボナムズ)にて、印象派の巨匠ルノワールやポップ・アートで有名なアンディ・ウォーホルの作品とともに競りにかけられた。
ルノワールやウォーホルの作品が売れ残っているのを尻目に、コンゴ君の絵の値段は跳ね上がっていった。
最終的に落札したのはアメリカ人のハワード・ホン氏。自称"モダンアート狂信者"の彼は26,352ドルもの大金をはたいてコンゴ君の絵を落札した。予想されていた落札価格1,000〜1,500ドル(11〜16万円)をはるかに上回った。
ボナムズのモダンアート部門の責任者も「余興のつもりで出したのですが、まさかこんな高値で落札されるとは思いもしませんでした。勿論こんなことは前代未聞ですよ。」と述べ、驚きを隠せないでいる。
コンゴ君は1954年に生まれ、2歳から4歳までの間に400枚ほどの絵を書き上げた。そんなコンゴ君だったが1964年に結核で死んでしまった。
コンゴ君の作品は当時の評論家から嘲笑や疑心の目で見られていたが、パブロ・ピカソがアトリエにコンゴ君の絵を飾っているとの報道があり話題となった。


- Paintings by Chimpanzee Outsell Warhol (Yahoo!News)
- チンパンジーの描いた絵が270万円で落札される(ABC振興会)

