ロシア、エカテリンバーグ―先週、地元に住む少年が12時間ものあいだゲームをしつづけ、脳卒中で死亡した。
脳卒中になるまで少年は地元のコンピュータクラブで半日のあいだプレイしつづけていた。クラブの規則には連続プレイ時間の上限が定められているにもかかわらず、少年はその上限を大幅に越えてプレイしていたのだ。
クラブから帰宅した少年の言動が不可解なことに気づいた母親はすぐさま救急車を呼び、少年は病院へと搬送され、そのまま入院というかたちになった。少年はその後脳卒中が発症し、医師達の必死の救命措置も虚しくそのまま帰らぬ人となってしまった。
その後の検死の結果、彼の脳全体が最早使い物にならないほどに破壊されていたことがわかった。医師達は、長時間に渡るゲームプレイで脳に異常をきたした結果脳卒中を引き起こしたと断定した。
このため少年の治療に携わった医師達はすぐさまゲームが脳に与える影響についての情報収集を開始した。社会学の研究によれば、ロシア国内では12〜13歳の子供の実に80%がゲームが日常生活の一部と化していて、最早"ゲーム中毒"と呼ぶにふさわしい状態に陥っていることがわかっている。そういった子供達は、食事もとらず、水分も補給せず、休憩もはさまずに、1日中ゲームに熱中しているのだそうだ。
ロシア西部の都市では、こういったゲーム中毒がひいてはアルコール依存症や麻薬中毒にまで発展し、問題になっている。ゲーム中毒の子供は非常に短気で感情が激しやすく、情緒不安定な傾向が見られるという。彼ら自身もゲームの有害性については認識しているものの、最早ゲームに依存した生活から抜け出せないのだそうだ。彼らは現実世界に戻ろうとする自分と仮想現実に依存しつづけようとしている自分とのジレンマに苦しんでいるのである。
医師達はこうした深刻なゲーム中毒は子供の身体的発達のみならず知能的な発達にさえ悪影響を及ぼし、鬱病やその他心理的な疾病につながることに懸念を示している。
【source】Boy dies of stroke after playing computer games for 12 hours non stop(Prauda.ru)
【see also】- 86時間連続ネットゲームで死亡?(ITMedia News)
- ネットゲームプレイ中に興奮死 中国のネットカフェ(IT Media News)
- 携帯メールでも脳が壊れる? 拡大する“ゲーム脳”汚染(ascii24.com)
- ゲーム脳が蔓延の恐怖(News Web Japan)

