スイス―世界で初となる煙の出ない禁煙タバコ「NicStic」が来年のはじめ頃に市場に登場する。Nicsticは既に市販基準はクリアしているとのこと。
当初は医薬品として販売するとの話もあったが、医療庁(Swissmedic)がNicSticを医薬品としないことを決定したため、市販の商品として売り出されることとなった。
同庁のMonique Helfer氏は語る。「NicSticを医薬品として登録する場合、メーカー側が保険をかけることが要求されます。しかし、その為には公衆保険省(SFOPH)の承認が必要となり、市場に出回るまでに時間がかかってしまうことになります。ですから我々はNicSticを医薬品としないことで、出来るだけ早く販売できるように、そして出来るだけ早く普通のタバコと同じ値段で販売できるようにしたいのです。」
タバコというものは世間で禁煙への呼びかけが高まっても中々やめれるものではない。そうした状況にある喫煙者をターゲットにしたのがこのNicSticなのである。
NicSticはプラスチック製で中に充電可能な電熱線が入っており、それによって煙を出さずにニコチンを吸うことを可能にしている。
NicSticの開発に携わった人々は言う。「喫煙者が周りの人に気を使うことなくタバコを吸うことが出来、且つ、副流煙の心配も無いということで公共施設での禁煙区域の拡大を抑えることが出来るのです。」
メーカー側は、NicSticを従来のタバコと同じように味わうことが出来ることを約束している。また、Nicsticにはタールやヒ素、カドミウムやホルムアルデヒドといった従来のタバコに含まれている有害物質も含まれていないとのこと。
しかしアルコール・ドラッグ予防対策研究所のJanine Nesserli氏はこのNicSticと医療庁の決定を批判している。「NicSticにはニコチンが含まれていて、それは従来のタバコと何ら変わりはありません。そしてそのニコチンこそ人間をタバコ中毒にさせる物質なのです。」
【source】First smokeless cigarette to go on sale(Ananova)
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