アトランティスについて長年研究しているRobert Sarmast氏は言う。「私はキプロスとシリアとの間の海底にアトランティスが眠っていると考えており、来年にもその真偽を確かめるべく探索を行なう予定です。」
「勿論私はアトランティスの存在を信じていますし、古代ギリシアの哲学者プラトンの言葉をただ鵜呑みにしただけの浅はかな探求ではありません。膨大な資料や手掛かりを基にきちんとした研究を行なっています。」
「私が手に入れた手掛かりの全てが、キプロスとシリアとの間の海底にアトランティスが眠っていることを示唆しています。その地点こそ、人類文明発祥の地なのです。」
「プラトンによれば、アトランティスはおよそ11,500年前に大洪水で海に沈んだものの、最も高度のあった地域だけが現在の地中海にあるキプロスの島として残っているのだそうです。」
建築家でもあるSarmast氏は去年11月にソナーとスキャナーを使った海底調査の際に、キプロス南西の沖合い80kmの海底から人工構造物と思える規則正しい角度で連なった壁を発見した。
Sarmast氏は遅くとも来年の5月にはその地点でROV(遠隔操作ビークル)を使った綿密な調査を行なう予定とのこと。ROVを使えば、水面下1,5km地点の海底を堆積物を排除しながら調査を行うことが出来る。
「私がキプロス沖で発見した構造物を自然の力によるものとする科学者は世界中何処を探してもいないはずです。あの構造物の発見により、来年には2時間のドキュメンタリーを制作する予定です。そのためにハリウッドの映画会社とも既に契約を結んでいます。」
アトランティスの存在を世界で初めて唱えたのは実はプラトンであり、その彼はアトランティスを非常に技術の進歩した言わば「理想郷」であるとまで述べている。アトランティスの存在を信じる人々の中には、このプラトンの思想を継いでか、アトランティスが実はエデンの園であったと信じている者までいる。
アトランティスが姿を消した理由については現在も様々な憶測が飛び交っており、例えば、世界中の様々な古代文明の記述に出てくる天変地異によって――という説や、余りにも力を持ちすぎたアトランティスがゼウスの逆鱗に触れてしまったため――など多種多様な説がある。
またその位置についても様々な説が存在している。大西洋に眠っているだとか、サントリーニ(ティーラ)(※)やアゾレス諸島(スペイン)がそれだとか、遥か彼方東シナ海に存在していたとかこれまたその見解は分かれている。
しかしこれらはいずれもアトランティスが存在していたということを前提としている説であり、世界には勿論その存在を否定する学者ないし研究者達も多い。彼らは言う。「地球上のどこを探してもアトランティスなど発見することは出来ない。もともとそんなものは地球上には存在していなかったのだから。存在していたとすればそれは老衰したプラトンの脳内にだけだ。」
※「Santorini:Thera」:テラ、ティーラ:エーゲ海のキクラデス諸島(Cyclades)にあるギリシアの島の1つ;ミノス人が定住し、クレタ島(Crete)のミノス文明(クレタ文明)を壊滅させた火山爆発のあった所
【source】Scientists to hunt for Atlantis(NEWS.com.au)
【see also】- アトランティス大陸、ノアの箱船、共に本格的調査始まる(X51.ORG)
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