2005.08/24(水) | 編集
台北−あるアンチエイズキャンペーンの実行委員会は街のあちこちに貼ったポスターの回収作業に追われている。そのポスターの絵柄に対してカトリック教会から抗議があったからだ。(ごめんなさい、ポスター発見できませんでした。)
というのも、その絵柄というのが、コンドームを持って微笑んでいる修道女であったのだ。さらに「私にはこれは必要ありません。しかしそんな私でさえこの存在を知っています。」とのフレーズ付き。
このポスターは市内のコンドーム販売機や、病院、地下鉄駅などあちこちに張られていた。
ある教会関係者は言う。「ひとりの修道女として、あのような表現をされて黙ってはいられません。これはカトリック全体に対する重大な侮辱にほかなりません。」
カトリックの修道女たちは皆、清貧(個人としての財産所有権の放棄)、純潔、そしてその身を神に捧げることを誓約している。また、カトリックの中心地であるバチカンは、いかなるかたちの避妊も罪業とみなしているのである。
このポスターの絵柄について地元メディアは、「今回のキャンペーンは、エイズ予防を目的としたコンドーム使用を推進するために"ポジティブ"な表現を用いた。」と報じている。
台湾の人口は2,300万人、そのうちおそよ30万人がカトリック教徒である。
【source】Taiwan drops anti-AIDS ad featuring nun holding condom(Reuters)
【see also】- 「セックスアピールの衰え」を掲げた禁煙キャンペーン―英(ブログ内)
- コンドーム論争―メキシコ(ブログ内)

