2005.09/08(木) | 編集
チンパンジーの赤ちゃんは、まるで人間の赤ん坊のように笑ったり怒ったり渋い顔をしたりと、表情を通して自分の感情を表現することが出来ることが、Portsmouth大学のKim Bard博士とアメリカのEmory大学のYerkes霊長類研究所が共同で行った研究で明らかになった。
Bard博士は語る。「チンパンジーの赤ちゃんは、生後3週間までは人間と同じように笑うことによって喜びを表現しようとします。」
「特に、人間の世話役と面と向かって座らされると笑う傾向が見られました。またそのとき彼らは鳴き声によって挨拶をする動作も見受けられました。」
研究結果によると、彼らは人間の赤ちゃんと同じように、世話役のする動作を真似る傾向が見られたとそうだ。世話役の人間が口を開けてベロをだすと、チンパンジーの赤ちゃんも同じように舌を出すのだという。
さらに、連続する音を真似て、泣き声をあげることも可能であるそうだが、その能力は生後一週間で消えてしまったそうだ。
また、チンパンジーの群れの中で成長した赤ちゃんよりも、人間の保護下で成長した赤ちゃんのほうが、より感情表現に優れていた。
彼らは笑うことが出来る一方で、また自分が予想していた手助けをしてもらえないと怒りを表情に代えて表現することも出来るのだという。
Bard博士は語る。「我々が子育てをする際に、赤ちゃんに対して笑いながら接すると赤ちゃんのほうもそれに答えてにっこり笑ったりしますよね。そうした能力はチンパンジーの赤ちゃんにも存在しているのです。」
【source】CHIMPS CAN SMILE TOO (Sky News)
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