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2005.10/15(土) | 編集

上半身が人間、下半身が獣の姿をしたケンタウロスcentaurs、そんな生き物がこの地球上に実在していたと言ったら、あなたは信じるだろうか。

centaur考古学の調査で、これまにで奇妙なケンタウロスの姿を描いた壁画がいくつも発見されており、それらは"teriantrops"と呼ばれている。発見された数々の壁画は、描かれた当時に実際に存在していた生物をスケッチしたものであると考えられている。

Paul Takon氏(オーストラリア博物館)と人類学者Christopher Chippendale氏(ケンブリッジ大学)は、壁画に描かれた生物に関して、このような人間と獣の交配種(以後、交配種)が実際に我々の祖先にとって身近な存在であった可能性が極めて高い、との共通の見解を示している。

2人はオーストラリアや南アフリカでの調査において、人間の頭を持った獣ないし獣の頭を持った人間が描かれた壁画を数多く発見している。それらの絵は、今からおよそ32,000年前に描かれたものと推定されている。

このような壁画の調査に本格的に乗り出したのは彼らが初めてであった。彼らが調査した壁画はざっと5,000を数え、壁画は、描かれた生物の姿(種類)、その登場回数によって区分けされ、それぞれ年代が特定されていった。

そして彼らが出した結論は、交配種は太古の地球に実在していた、というものであった。調査の結果、太古の人間が想像に任せて絵を描くこと、すなわち自分たちが目にしたことのない存在(動物であったり物であったり)を描くことは考えにくい、との結論に至ったのであった。

古代ギリシャ神話やローマ神話にも交配種がしばしば登場するが、その中で登場回数が最も多いものがケンタウロスである。そしてその姿は、上半身が人間、そして下半身が馬の姿をしているものが有名だが、その他にも牛やロバ、羊そしてヤギの姿をしているものも見受けられる。

ケンタウロスcentaur(Kentauros)という言葉は、"I kill"を意味するKEN(kenw)と"bull(雄牛)"を意味するTAUROSからなり、これは正座にも関係している。射手座Sagittarius(ケンタウロスが槍を投げている姿)が夜空に現れるとき、太陽の星座である牡牛座Taurusはもう地平線に沈んでいる。

このような古代神話には、人の立ち入りを拒むギリシャの山々からケンタウロスが人界に下りてくる、と記しているものもある。また、ケンタウロスの中には酒好きの者もおり、気性が荒く、人間との衝突が絶えなかった、との記述も残っている。

神話研究の専門家で、歴史科学の学位取得希望者でもあるAlexander Guryev氏は言う。「交配種は、獣姦、人間と獣との性交により生み出されたのです。古代において、獣姦はごく普通の行為であったのです。」

「現在でも、人間が獣から生まれたとの信仰を持っている人はたくさんいます。たとえば、チベットでは人間の祖先は猿であると信じられており、同じようにヒンドゥー教では馬が、タイでは犬が我々の祖先であると信じられているのです。」

数ある古代神話の中には全く以って奇怪なものもある。たとえば古代ギリシャ神話には、主神ゼウスZeusが"ヘビ"に姿を変え、マケドニア王の娘オリンピアスOlympiaをそそのかした結果、アレクサンダー大王Alexander the Greatがこの世に生を受けた、との記述も見られる。

古代ギリシャやローマでは獣姦がごく普通の行為であったとする史料も数多く残されている。

ある神話には、古代ギリシャの賢人タレスThalesが師Periandrに対して、「これ以上ケンタウロスを生みださないためにも羊飼いの娘にうつつを抜かすのはよしてください。」と嘆願したとの記述もある。

また、「健全な精神は健全な肉体に宿る」で有名な古代ローマの詩人ユベナリスJuvenalisはこんな言葉を残している。「ローマの女達はロバを誘惑しようと、よく尻をさらけだしたものだ。」その他にも古代エジプトでは、こうした獣と性交は多産を祈る宗教儀式であった。

古代の兵士達は、戦地に赴く際に必ず羊かヤギの群れを連れて行った。それは食用でもあり、また性の対象でもあった。ある文献によると、1562年イタリアのライアンLyonsにてカトリック教徒が包囲戦を展開していたさなか、戦場から兵士達の姿が忽然と消えたのだという。そしてその理由というのが、性対象である羊が底をつきかけていたためというものであった。

当時の兵士の感覚は、売春婦とセックスするくらいなら、獣と交わったほうがマシだというものであったのだ。

賢人パラケルススParacelsusカルダーノCardano、そして16世紀の名産科医であったフォルトゥーニオ・リチェッティFortunio Lietiらが残した文献にも、何度か交配種に関する記述が出てくる。その記述の中には、人間が動物の赤ん坊をを出産、またはその逆で動物が人間を産み落とした、という記録まである。該当文献に登場する動物としては、馬、象、犬、さらにはライオンまでもが挙げられている。

Guryev氏は言う。「いくらか前までは、公な科学界はこうした交配種の可能性について触れようとしませんでした。しかし最近、権威のある研究所が交配種の遺伝子実験を行い、人間と動物両方の細胞をもった交配種の胚をつくり出すことに成功したと発表しました。」

「この実験の結果、遺伝子的観点から見ると、人間と動物の差異はほんの数パーセントしか見出せないのです。このことから考えると、自生の交配種が絶対に出現しないとは断言できず、その可能性はたとえほんの僅かだとしても存在しているのです。そうすると、もしかしたらいつの時代、もちろん現代にも、人間と動物の性交により誕生した交配種が存在していてもおかしくないのではないでしょうか。」

デンマークの解剖学者トーマス・バルトリンThomas Bartholin(1616-1680)の手記にも交配種について書かれている部分がある。たとえば、ネコの頭を持った赤ん坊を抱いた女性についての記録があり、その赤ん坊はネコとの性交の結果であると記されている。

更に、交配種の事例はごく最近、20世紀の終わりにもイギリス人研究医らによって記録されている。それによれば、ゴリラと生活を共にしていた黒人女性が、ゴリラとの性交によって何人(何頭)かの交配種を産んだのだという。そして、その子供達は我々人間と同じように家事をこなし、人間の言葉も流暢に話すことができたのだそうだ。しかし、その子供達は酷く傷つき(精神的に?)、密林の中へ姿を消してしまったため、研究医たちはその姿を見ることが出来なかったそうだ。

現在のところ、ケンタウロスの骨格と思しきものは発見されているものの、どれも部分的なもので、完全な骨格はいまだ一体も発見されていない。

【source】Centaurs appeared after copulation between humans and animals(Pravda.ru)

【see also】
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