2005.11/01(火) | 編集
スウェーデンの刑務所では、1歳未満の赤ん坊を持つ男性受刑者に対して、所内での養育権を与えられる見通しとのこと。ちなみにこの権利は、女性受刑者には既に与えられている。
ある刑務所役員は語る。「男性受刑者に対して、刑務所内での養育権が与えられる予定ですが、それはあくまで可能性であって、当然に与えられる権利ではありません。赤ん坊にとって受刑中の父親のもとで育てられるのが最善である、と認められた場合に限って与えられる権利なのです。現実的にこの権利が認められるのは稀なケースと言わざるを得ません。」
「既にこの権利を与えられている女性受刑者も、実際に承認されるのは年にわずか10件ほどです。今回、男性にもこの養育権を認めようというのは、別に男女差別の問題からではなく、受刑者の親を持つ赤ん坊に生ずる諸問題を出来る限り最小限に抑えようという配慮からです。」
しかし、刑務所内での養育が認められる赤ん坊は、1歳未満に限られており、たとえ現在1歳未満で刑務所内で養育されていたとしても、1歳になれば刑務所から出て行かなくてはならないのだ。
養育権を認められた受刑者達は、一般のセキュリティーが厳しい独房ではなく、赤ん坊と比較的自由に過ごせる開放的な部屋に移されるのだという。
また刑務所側は、養育権のほかにも、受刑者の親と離れ離れで暮らす子供達が、気軽に親と面会できるような部屋を作るという提案を法務省に申請しているそうだ。
【source】Swedish babies could live with prisoner dads(stuff.co.nz)
【see also】- 1歳の赤ん坊を逮捕―メキシコ(ブログ内)
- 悪口で刑務所行き―コロンビア(ブログ内)

