カリフォルニア州ロザモンド学区内のとある高校の女教師が、授業の一環として生徒たちの前で生きたブタを去勢したことが、国内の動物権利擁護者たちから非難の的にされ、問題になっている。
先月、動物の倫理的 扱いを求める人々の会PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)がウェブサイト上で、ロザモンド高校の去勢授業についての記事を載せたことが発端となって、国内の擁護者たちに知れ渡った。尚、同記事には、いつその去勢授業が行なわれたかについては明記されていない。
PETAの動物虐待を専門とするStephanie Bell氏はこの事件についてこう語る。「家畜として飼われている動物が毎日去勢されているだけではなく、人間社会での動物たちの処遇についての自身の意見がまだ形成段階である生徒たちに対して、授業のために去勢が行なわれていることは、我々にとって酷く気にかかることです。」
モハーヴェ砂漠にあるKern南部統合学区の最高責任者Rod Van Norman氏はこう述べた。「動物の去勢は農業実習において普段から行なわれていることであり、生徒たちにとってこの技術はとても重要なものです。動物権利擁護者たちが、何故このような小さな学区を攻め立てるのか、私には理解できない。」
米国学校農業クラブ連盟FFA(Future Farmers of America)の同州のアシスタントアドバイザーであるCharles Parker氏によれば、ブタの去勢の際には通常麻酔は使用されないという。ブタを去勢する理由としては、繁殖能力をなくすことで雄の気性を穏やかにし、またそれによって食用としての肉の質を向上させるためだそうだ。
Bell氏は、去勢授業が今回全国規模で注目されたことが、この学区がこの授業について再検討するきっかけになればと考えている。
それに対して、Van Norman氏はこう切り返す。「その可能性は恐らくないでしょう。今までもこの授業を行なってきましたが、生徒の保護者から抗議がきたことはありませんから。」
しかし、PETAはウェブサイト上でこのように述べている。「そもそも我々がこの授業について知ったのは、同学区の保護者からの連絡がきっかけです。更に複数の保護者たちから、授業後に生徒が嘔吐してしまったり、精神的に参ってしまったとの報告を受けています。」
【source】School Pig Castration Sparks Protests (New York Daily News)
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