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2006.03/05(日) | 編集

現在アメリカでは、軍の水中偵察に使用する目的で、サメを遠隔操作できる電子頭脳インプラントの開発が勧められている。

shark技術者たちは米国国防総省高等研究計画局DARPAの資金援助のもとこのインプラントの開発を進めている。この開発プロジェクトの目的は、サメの動きをコントロールしようというだけでなく、サメの鋭い感覚を読み取れるようにすることで、情報収集活動に役立てようというところにある。

このインプラントは、サメの脳に複数の電極を埋め込み、中枢神経系を刺激することによってサメの動きを操ろうというものである。

冷戦時代には、アメリカ、ロシアともにイルカやシャチを偵察などへの利用目的で訓練を施したものの、そういった試みに本腰を入れるのは今回が初めてではないかと見られている。このインプラントが完成すれば、サメの鋭い感覚と水中を滑るように高速で移動する機動力、そして相手に警戒心を与えないというそのステルス的な存在が、米国の強力な武器となることは間違いないだろう。

また、この開発プロジェクトは、偵察目的のほかに、生物学的な研究に役立てようという目的もある。サメを遠隔操作するインプラントを作るためには、サメがどのようにして周囲の状況に適応しているかを探る必要があるため、結果的に生物学の研究にもなるのである。そしてこのインプラントが完成すれば、ひいては、身体麻痺に苦しむ人々を救う手立てとなるかもしれないという期待も持たれている。

しかしサメを遠隔操作しようと考えているのは何も米国だけではない。ボストン大学でも電子頭脳インプラントの研究が行なわれているのである。もっとも、その発想は異なっており、ボストン大学では、嗅覚を利用してサメを操作、というよりもむしろ"誘導"するものとなっている。同大学の研究では主にツノザメdogfishを利用している。

脳の嗅覚を司る部位に埋め込まれた電極から嗅覚中枢に刺激を送ることで、サメが誘われるような幻の臭いを認識させているのである。嗅覚中枢の右サイドに刺激を与えるとサメは右に進路をかえ、左に刺激を与えると左に曲がるといった具合である。刺激が強ければ強いほど、サメの曲がり方もシャープになるのだそうだ。

【source】Navy Uses Stealth Sharks(Sky News)
―訳した記事を見失ったのでその代役(同内容の記事)

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