2006.03/23(木) | 編集
カリフォルニア州―工場などから排出されるスモッグが、肺をはじめとして人体に悪影響を及ぼすことは周知の通りである。しかしそのスモッグが実は男性の精子量減少にも繋がっていることが新しい研究により明らかになった。
Rebecca Sokol氏率いる南カリフォルニア大学ケック医学研究院Keck School of Medicineの研究チームは、過去2年間でロサンゼルスの精子バンクに登録した男性48人の精子の量を10回以上に渡って計測した。
研究チームは、男性達が精子バンクに登録当時住んでいた地域の大気汚染の程度を調べ、彼らがどれほどの汚染物質に晒されているかを調査した。
その結果、スモッグの多い大気中で形成されるオゾンが、精子生成量の減少と関係していることが明らかとなった。
ちなみに、精子量減少の要因の一つとされてきた一酸化炭素(※)に関しては、今回の研究ではその影響を確認することは出来なかった。
※●精子減少:ストレスによって精巣内に一酸化炭素が過剰に作られ、精子の元になる性祖細胞が自滅(アポトーシス)する。(引用:知っておきたいタバコ情報)
チームリーダーのSokol氏によれば、オゾンは直接的に精巣に到達することはないものの、血中における有毒物質の生成を促進し、結果、精子生成に悪影響を及ぼすということである。
【source】Ozone hits sperm count as well as lungs (STUFF)
【see also】
