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2006.03/29(水) | 編集

Naziaパキスタン、イスラマバード―先週火曜日、生後2ヶ月の女の子の体内にいた胎児内胎児の摘出手術が行なわれた。しかも今回は、2人の胎児が彼女の体内に入り込むという非常に稀なケースであった。

赤ん坊の名前はNaziaとだけ公表されている。2時間に及ぶオペで2人の胎児内胎児の摘出には成功したものの、Naziaちゃんの意識はいまだ戻らず、危篤状態にある。

手術は首都イスラマバードにあるパキスタン医科学研究所Pakistan Institute of Medical Scienceの小児専門病院で行われ、小児外科医主任のZaheer Abbasi医師がチーフドクターとしてオペを担当した。

Abbasi医師は語る。「私の知る限りでは、パキスタンで胎児内胎児fetus-in-fetuが発見されたというのは今回が初めてのことです。」

「2人の胎児内胎児の症例はパキスタンのみならず、世界でも非常に稀なケースです。何がこのような異常な状態を作り出したかは定かではないですが、基本的にNaziaちゃんと2人の胎児内胎児は三つ子でした。しかし三つ子のうち2人がNaziaちゃんの体内で育ったのです。」

「2人はともに不完全な胎児で、体重も2人合わせて1kgほどしかありませんでした。2人とも体内で4ヶ月ほど成長したところで既に死亡していました。」

Naziaちゃんはイスラマバードから北に50kmほど行ったところにあるアボタバードAbbotabadという町で、30代の女性の5人目の子供として誕生した。母親は今も病院でNaziaちゃんに付き添っているが、父親は仕事に追われ娘のもとへこれない状況にあるそうだ。

胎児内胎児の症例は世界中いたるところで報告されている。米国医学誌the journal Pediatrics(小児医学)の2000年6月号にも胎児内胎児の記事が掲載され、500,000人に1人の割合でこのような胎児が生まれてくると書かれている。

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