ベルリン―ドイツの売春婦たちにキャリアチェンジ旋風が吹き荒れている。彼女らに特に人気で、しかも雇い主側も売春婦を必要としているのが、看護婦(介護師)と電話での売り込み業務の仕事である。
ドイツでは売春業は合法である。しかしここ最近高齢化社会になるにつれ、その需要は段々と減少してきているのである。
売春婦の介護業参入を推進するプロジェクトのコーディネーターGisela Zohrenさんは語る。「現在ノルトライン・ヴェストファーレン州North-Rhine Westphaliaで、30代の売春婦を対象とした再教育プロジェクトが進行中です。このプロジェクトは、教会の資金援助のもとで行なわれているのです。」
「売春業の競争というのはすさまじいもので、安定した収入は決して望めません。30歳を越した売春婦は特にそうでしょう。ですから、このプロジェクトへの参加を希望する売春婦たちの数がどんどん増加しています。」
「ここ最近売春の報酬額が下落していることも参加希望者増加に拍車をかけています。また、彼らはその職業柄からこの再訓練プロジェクトが育成したい人材に非常に適しているのです。」
「数年間売春業に携わった彼女たちは、人との接することに長けています。そして電話口でどのように相手に商品を購入させるかについても理解しています。ですから、介護や電話での売り込みに非常に適しているのです。」
高齢者介護の専門家たちも売春婦の参入を大手を広げて歓迎している。
ドイツ介護業協会会長Franz Wagner氏は語る。「ドイツ社会は高齢化が進み、今後高齢者人口が益々増加し、そして若年層が減少傾向にあります。ですから介護業で働く人の需要がどんどん大きくなっていきます。」
【source】German prostitutes retrain as nurses, telemarketers(Reuters.co.uk)
【see also】
