2006.04/06(木) | 編集
マレーシアの連邦裁判所は、若いカップルが公共の公園で抱擁したり、キスしたりすることはわいせつ行為であり、市役所がそれを取り締まることは正当であるとの裁定を下した。
マレーシアは国民の大部分が貞操を重んじるイスラム教徒ということもあり、この裁判の結果に注目が集まっていた。この訴訟の当事者となったのはOoi Kean Thongさん(24)とSiow Ai Weiさん(22)のカップル。
彼らは2003年の8月に、とある公園の敷地内で抱擁してキスしているところを近くにいた市役所役員たちに取り押さえられた。
2人は、公園内での行為の口止め料を2人の市役所役員から要求されたが断ったところ、後日裁判所から出頭命令を受け取った、と話している。ちなみに、市役所役員たちは口止め料の件については否定している。
2人の弁護士S Selvam氏はこう主張する。「抱擁や接吻といった行為は愛情表現の一種であり、それは他人に束縛されるものでもなく、彼らの行為を取り締まる権限など市役所は有していません。このカップルの行為がわいせつな行為として罰せられるなどということなど、マレーシア憲法のどこを探しても書いてありません。」
しかしこの主張に対してAhmad Fairuz Sheikh Abdul Halim裁判長はこう述べた。「彼らの行なった行為は、マレーシアの社会規範を逸脱していると言えます。」
「我々は国民が自由に生きるための権利を無制限に許すべきでしょうか?果たしてわが国の憲法は、彼らのような行為を許しているでしょうか?」と述べた。
【source】Court rules public kissing illegal(News.com.au)
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