ベルリン―先週水曜日、「セクシーな女性は、男性の意思決定能力を低下させる。」という研究発表がなされた。
この研究結果からすれば、精力の強い男性、つまり若者ほど女性の魅力に左右されやすいということであり、これは決してありがたい確証ではない。
この研究を行なったのはルーヴェン大学のBRam Van den Bergh氏とSiegfried Dewitte氏で、44人の学生の協力を得て実施された。実験では、決断力や交渉力を必要とするフィナンシャル・ゲームを学生らにプレイしてもらい、そこにちょっとした手を加えて彼らの反応を見た。
学生はそれぞれ2人組みのペアに分けられゲームをプレイしてもらい、ゲーム前半戦、一方の学生にセクシーな女性の写真を見せたり、女性下着に関する質問に答えてもらいながらゲームを進めてもらった。研究者の2人はこのアプローチを「セクシャル・キュー(きっかけ)」と呼んだ。
その結果、セクシャル・キューを受けていた学生は、ペアの相手方(何もされずにプレイに専念できた学生)と比べて、ゲーム中に自分にとって不利な選択をする傾向が圧倒的に多く見られた。つまりこれは判断力が低下していたことを表しているのである。
また実験後Bergh氏とDewitte氏は学生らの血中に含まれるテストステロンと呼ばれるホルモンの濃度を計測し、高濃度な学生ほど判断能力がかんばしくないことを突き止めた。
テストステロン濃度は手の人差し指と薬指の長さの比率から割り出すことが出来き、薬指が人差し指よりも長い人ほどテストステロンの濃度が高いそうだ。さらに女性よりも男性のほうが高テストステロンの割合が高いとの研究結果も出ている。
Dewitte博士は言う。「我々は皆、自分たちが理性的な存在であると考えています。しかしこの実験結果を見る限り、テストステロン濃度が高い人ほど、セクシャル・キューの影響を受けやすいということがはっきりしました。」
「テストステロン濃度が高い人でも通常は他の人と変わらないような判断能力を有していますが、性的な感覚を刺激されると衝動的な行動をとってしまうでしょう。」
「しかしこれはあくまで傾向の話であり、テストステロン濃度が高い人であっても自分の衝動的な行動を抑えることは出来まし、ホルモンレベルを抑えることだって出来るのです。」
2人は、女性の意思決定能力や行動を左右する要素の研究も進めているものの、男性が反応するセクシーな女性のイメージのような視覚的要素を発見するには至っていない。
【source】Sex cues ruin men's ability to make decisions (Guardian Unlimited)
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