バンコク―仏教徒の国タイにおいてもドイツワールドカップは一大イベントのようだが、そのせいでちょっと困ったことが起きている。
実は寺院に住む若い僧たちが毎晩夜遅くまでワールドカップを見ているがために寝坊が頻発し、早朝に市民から僧たちへ施し物(朝食など)を渡すというタイの風習に支障が出ているのである。
どうやら一般市民がこの時期サッカー観戦をしたいと思うように、僧達もまた例外ではないようである。
チェンマイ在住のある女性はそんな僧たちの様子をこう語る。「彼らのせいで私の誕生日が台無し。せっかく施し物を用意したのに、当の本人達が取りに来てくれなかったんですから。」
「高僧に訳を尋ねたんですけど、若い僧のほとんどが前夜のワールドカップ観戦に疲れてまだ寝床から出てきていないからだって言うんですよ。」と彼女は語った。
タイの仏教寺院を統括する僧議会は、僧のワールドカップ観戦を禁止してはいないものの、観戦のせいで僧としての行いに支障をきたすのは問題であると懸念を示している。
チェンマイの寺院を統括するPhra Thep Wisuthikhun僧によれば、彼のもとには、僧たちの"不適切な行動"について、既にたくさんの苦情が届いているそうだ。
「どの寺院においてもそこを指揮する僧がおり、ワールドカップ観戦によって若い僧たちの行いに支障がでないようきちんと管理することが彼らの仕事です。」
隣国カンボジアにおよそ4万人いる僧たちのもとには、"観戦に興奮しすぎれば僧の身分を剥奪する"というお達しまで出ている。
プノンペンを統括するNon Nget僧は「ワールドカップ観戦中に僧達がうるさく騒いだり、応援したりすれば、彼らは僧としての身分を剥奪されるでしょう。」と語った。
【source】Soccer-mad Thai monks too tired to take alms (STUFF)
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