ポルターガイストが最もその猛威を揮ったのは1977〜1978年のイングランドである。
突然家々に石や煉瓦が雨のように降り注ぎ、窓は割れ、そこら中のものが家の中を飛びまわる。ドアがひとりでにバタバタと開き、奇妙な音が壁や家具の中から鳴り響く。何も無いところから得体の知れない奇怪な物体が現れ、壁や天井から水、血、油が噴き出す。目に見えないその生き物は着ている衣服に刻印を残し、肉体にもその魔の手を伸ばす。このような光景を垣間見たとき、それはあたなの家にポルターガイストが―。
露人の物理学者Vladislav Bukreev氏は、ポルターガイスト現象の存在を信じてやまない。「ポルターガイスト、UFOや火の玉、磁界、地球に内在するエネルギーなど、未知なるもの、怪奇現象と呼ばれる研究に私は人生の全てを費やしてきました。人々は皆、地球上に存在する有形無形全ての現象にもう少し注意を払うべきです。地球上で起こる自然災害はポルターガイストと深い係わりがあります。ポルターガイストの最も古い記録は16世紀にまで遡ります。その当時ドイツではポルターガイストのことを「a noisy spirit」と呼んでいました。」
ポルターガイストが最もその猛威を揮ったのは1977〜1978年のイングランドである。エンフィールドに住むとある一家は、怒れる霊魂の力によって大型の家具が家の周りに飛び交い、少女の体は宙を舞った。この光景を目の当たりにして家族は絶望の念に駆られたという。
このエンフィールドでの現象によって、それまで超自然的な力による仕業とされていたポルターガイスト現象が、全く違う原因で起こるのではないかという憶測を呼ぶに至った。思春期の少年、特に少女の存在がポルターガイスト現象に関係しているのではないかというのである。研究者達は皆、思春期に起こる性的な情緒の不安定がポルターガイストという異常な現象として現れているのではないか、ポルターガイスト現象を起こすことによってエネルギーを拡散しており、それは言わば情緒不安定な思春期のセーフティーバルブなのではないか、と考えるようになった。
「ポルターガイスト現象がなりを潜めたからといって安心してはいけません。ポルターガイストは、その土地、その家よりも寧ろ人間に好んで憑りつきます。仮令その人が何処に行こうとも、ポルターガイストはついて来るでしょう。」とBukreev氏は忠告している。
「ポルターガイストの基盤となっているのは、肉体的、化学的、生物学的、精神的なエネルギーです。即ち、ポルターガイストは全ての人間の中に存在しているのです。精神衰弱や激昂といった現象は、外界の絶えがたい悲痛などで精神が深く痛めつけられた結果であり、それもまたポルターガイストの一つの現われとして見ることが出来るのです。一つ言っておきたいのは、私達の世界が描く規範とポルターガイスト規範は相反するものなのだという認識を我々は持つべきなのです。」
「私達の心がけ一つで、ポルターガイストが起きる可能性を消し去ることも可能だと私は確信しています。仮に完全に消し去ることが不可能だったとしても、その可能性を抑えてつけておくことは可能なはずです。しかし具体的に何々をしてください、というアドバイスをすることは難しいのです。なぜならポルターガイスト(の基となる物体や現象の共鳴エネルギー)を導く特定の状況や条件というものを我々人間が判断することなど不可能だからです。しかしこれだけは言えます。上機嫌だとか、優しい気持ち、といった感情を抱くことこそが唯一ポルターガイストに対して有効な手段なのです。厄除けや祈祷といったことも時には役に立つのではないでしょうか。また、ペットを飼うことも効果的です。ペットを飼っていた家がポルターガイストの被害に遭ったという記録はありません。感情の起伏が激しい人程ポルターガイストを生み出す精神的なエネルギーが強いのです。ですから、そういった人ほどペットと触れ合うことによって、穏やかな気持ちになることが必要です。失望、落胆といった感情はポルターガイストを生み出す最たるエネルギーです。ですから常に笑いを絶やさず、楽しい生活を送ってください。」とBukreev氏はしめくくった。
【source】Nature programs poltergeist into every human being(Pravda.ru)
【see also】ポルターガイスト機能付き家具(X51.ORG)
【備考】
