犬のラッキーの右目は緑内障に犯されており、このままでは失明してしまうという宣告を受けた。クリーム色の美しいアメリカンブルドッグが見苦しい獣に変わってしまうと飼い主は失意に暮れた。しかし、その後誰が思いついたか人間用の義眼をラッキーの眼窩に入れるという提案が出たのだった。
「ラッキーはケンカ早くてね。右目の緑内障もケンカでの傷が原因なんだ。でも怪我は毎度のことだから余り気にしていなくてね。でもあんまり治りが遅いもんだから動物病院につれていったら、もう手遅れだったんだ。獣医に何故もっと早くこなかったんだ、緑内障ってのは放っておいてはいけないものなんだと叱られたよ。」と飼い主はラッキーをすぐに病院に連れて行かなかったことを後悔していた。
通常獣医は、眼球を摘出すると眼窩を縫合して閉じてしまう。しかし飼い主はラッキーに義眼を入れることを決心した。獣医にとってもこれは初めての試みであった。外科医と眼科医(勿論人間の)であるVadim Nikolaenko氏と志願者によって手術が行なわれた。Nikolaenko氏はなんと時を同じくしてラッキーのような事例をテーマにした論文を執筆していたのであった。
「非常に四苦八苦しました。一時は諦めようかとも考えました。まさか動物用の義眼がないとは思いもしませんでしたから。それから人間用の義手や義眼の専門家の力を借りて特別製の義眼を作ってもらうことにしたのです。しかし、ラッキーの眼球と同じ茶色のガラス製の義眼をどうしても見つけることが出来なかったのです。それで仕方なくグリーンの義眼を嵌めることにしたのです。」とNIkorlaenko氏は語った。
ケンカを禁じられラッキーは現在時間の許す限りガールフレンドとともに過ごしているという。「ラッキーは以前と変わらない姿でとてもチャーミングだよ。恋愛の方もで義眼のことなんて全然心配要らないね。」と飼い主は嬉しそうに語った。ラッキーはもうまもなく2度目の手術を受ける。今度はの手術は、大きさと色がきちんと調整された義眼が入れられる予定で、その義眼の製作も着々と勧められている。
【source】A dog acquires human look(Pravda.ru)
【備考】- 犬の飼い方と病気 眼の病気いろいろ(日本ベェッツグループ)
- 犬の義眼(ヒラミ動物病院)
- 緑内障手術(あおぞら 動物病院)―画像あり(ちょいグロ)

